sincerity

映像                               撮影 早川宏一

 

 相原慶樹はみずからの身体を使って幻想的な映像をつくる作家だ。前回までのモチーフは腕だったが、今回は足。抑制された映像には体毛の濃い両足が映し出されているが、不思議と肉体の生々しさは見られない。むしろ足の輪郭線がランドスケープを描き出しているようでもあり、そうすると体毛も清々しい草原のように見えてくる。身体のなかに宇宙を見出そうとする構えが見受けられた。
[7月15日(土) 福住廉]